ザナルカンドにて ファイナルファンタジー10
ピアノコレクションズ FINAL FANTASY X (ピアノ・ソロ)
- 作者: 仲野順也,植松伸夫
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2002/02/22
- メディア: 楽譜
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ゲーム冒頭で流れるBGMを、更にピアノの表現力を生かしたアレンジとして、再現。
と言っても、そんなに大きく違うわけでもなく、元もピアノ曲だったこの曲のイメージを崩さずに、展開部分の盛り上がりが強調されている。
楽譜には「上級者向け」と書かれていたが、この曲を練習するのに3ヶ月かかった。
左手の16分音符(テンポ90くらい)が、3オクターブくらい駆け上がるものだから、どうしても弾けず、簡単な弾き方にアレンジ。
どうしても、初心者の自分には、そういう工夫が必要だったが、とても綺麗なこの曲を弾けて、とてもよかった。
自分で弾いて、自分で感動することも…っ!?
ちなみに、非ジャスラック管理楽曲なので、一時的な公開ということで…。
http://ssds.vis.ne.jp/mp3/ff10_gurand.mp3
- ゲーム好きじゃなくても…。
この曲にはエピソードが一つ。
通っている教室での、小さな発表会のようなものが行われたとき、自分はこれを弾いた。
参加者は、私のように初心者の人(バイエル)から、ベテランまで参加していたのだけど。
同じように、初心者の人で、主婦の人が、いたくこの曲で感動してくれて、
なんていう曲なのか?どこで楽譜は売っているのか?
そういうことを聞かれた。
もちろん素直に答えた。
自分も弾いてみたいといってくれたことに、なんだか嬉しかった。
が、あまり本気にはしていなかった。
その場のノリで、聞いてくれたのだと思ってた。
ある日、その人に、教室で再会した。
私の前の時間にレッスンを受けていたのだ。
その人のレッスンが終わり、次の予定を立てているときに、私は自分のレッスンが始まるまでの間、ザナルカンドにてを弾いていた。
そうすると、その人は
「もう一度弾いて!」
とお願いしてきた。
今、その曲を練習しているから…と。
手には、この楽譜が。
本当に、この楽譜を購入して、練習していたのだ。
その場のノリだけではなかった。
本当に、私の演奏で、この曲をいいと思ってくれたのだ。
なんだか、とても、嬉しかった。